2010-01-01から1年間の記事一覧
3.4~3.6は、テストの見積り・スケジューリングです。 3.4 テストの見積り 「その作業にどの程度の時間がかかるか」というのは、テストに限らずどんな活動にでも現れる仕事。重要な点は以下です。 見積りの対象は、「実行」だけでない 当然ながら、テストプ…
第3章は「テストマネジメント」。しばらくPMPの勉強に没頭していたせいか、この章はPMBOKがチラつきます。 3.2 テストマネジメントドキュメント テストマネジメントにおける共通的なドキュメントの話です。テストに関するドキュメントの標準はIEEE829に整備…
今年の目標の1つであったPMPの取得に成功しました。そのためJSTQBの勉強を中断していましたが、8月第1週に合格して以降、いまだに中断が続いているのが不思議な点です。 『PMI倫理・職務規定』というものがあり、PMPの試験問題について漏らすなと言われてお…
JSTQB Advancedの受験申し込みが、受理されました。 JSTQBの審査の結果、貴台からの申込は正式に受理されましたので、ご通知申し上げます。 つきましては、受験票などの資料一式を定形窓あき封筒を使用し、ヤマト運輸メール便にて2010年8月6日頃までに発送い…
2.5は、長すぎでしたね。 テストの「終了」作業、行きましょう。 2.6 終了基準の評価とレポート テストの開始から終了まで、進捗のモニタリングとレポーティングが必要です。レポーティングの書式の標準として、IEEE829ではテストサマリレポートというものを…
いろいろ書いてきますが、「明らかに間違ってるだろ」とか「それは違わなくない?」っていうご指摘があれば、ぜひくださいませ。わたしは修行中の身です。一人でしんみり学んでいると、読み合わせという活動の喜ばしさがよくわかります。 ・・・さあ、2.5は…
「2.4 テスト分析と設計」では、テスト条件の特定と、テストケースの作成について解説しています*1。 わたしのように忘れている方のために書いておくと、テスト条件(test condition)は、 コンポーネントやシステムのアイテムやイベントで、テストケースに…
第2章は、テストプロセスに関する説明です。 Foundationで学んだ用語を忘れているとキツイ。いや、たとえ覚えていても、シラバスの文章は難解だと思います。わたしのように、中途半端な英語力をお持ちの方には、日本語版→英語版 という読み方をオススメしま…
JSTQB Advanced Levelの、学習内容についてのメモです。シラバスの読み合わせをする友人?いませんよ。 日本語がたまに難解なので、英語版(ココにあります)も参照して英語修行。原文を読むと、たとえば「"Technical Test Analyst" module」とあり、「modul…
間が空きまくっていますが最後まで書きます、ススメガイドの紹介。 www.kzsuzuki.com 第二編の第2~5章では、上流工程の定量的品質管理を、PDCA的に説明しています。 第2章の「組織的準備」とは、裏を返すと、定量的品質管理は、単一のプロジェクトでがんば…
コンピュータ・サイエンスではなく、ソフトウェア・エンジニアリング。 「IT系企業で働いてみたいなー」と考えている学生さんにオススメしたい、「実際のソフトウェア開発ってどういうことをするの?」ってことがよくわかる1冊。 ずっと受けたかったソフトウ…
また懲りずに、術力式本の紹介です。 「術力式本」とは「○○仕事術」「△△力」「□□式」といった、その多くが書店の棚を一瞬かざっては消えていく、泡沫的なビジネス本のことを指します。「術」「力」「式」という3つの漢字には注意。 この種の本を手に取らない…
SQiPワークショップの第6回が7月12日に開催されます。 開催日 2010年7月12日(月) 14:00-19:00 会場 東京・日科技連 東高円寺ビル 地下2階研修室 テーマ 実践!ソフトウェアテスト技法入門 講師 河野哲也氏(電気通信大学) 参加費 5,250円(税込) 対象 テス…
googleという企業について書かれた本は少なくありませんが、企業や技術ばかりでなく、「検索」という行為そのものについて、読み応えのある論評をしているのが本書です。 ネット検索革命 作者: アレクサンダー・ハラヴェ,田畑暁生 出版社/メーカー: 青土社 …
「JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level トライアル試験」に申し込んでみました。書類選考があるので、受験が決まったわけではありませんが。 以前のエントリで「業務経験3年以上」の業務って何よ?などと書いていましたが、ココ(PDF)にある説明資料…
コチラで言及していた「JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level トライアル試験」の申し込み開始日が、ついに告知されました。 6月14日(月)15:00から、受付開始です。 トライアルということで、先着200名。 受験資格であるFoundationの資格取得者は5,00…
マルチメディア時代を生きるビジネスパーソンたるもの、GmailとEvernoteとDropboxを自在に使いこなし、iPhoneを含む3台以上の端末を駆使して、オフィス・カフェ・図書館・校舎の裏・盗んだバイクの上など、場所を選ばずに仕事しまくります。 そんなワークス…
いわゆるポピュラー・サイエンス系の本を2冊、ご紹介。 世界を読みとく数学入門 悪しき義務教育の弊害で、数学が大嫌いになった人たちを救いたい・・・。 そんな慈愛の心から生まれたであろう本書。 世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒…
さあ、SQiPワークショップの感想の続きだ! www.kzsuzuki.com その1では、「インスペクションでは、効率より効果が期待される」というお話を書いた。その2では、欠陥を除去するという直接的な効果とはまた別のメリットの話と、インスペクションの本質とは・…
インスペクション。SQuBOKガイドにはこう書かれている。 『SQuBOKガイド』P.231 インスペクションは、標準や仕様から外れた例外(文書化された標準からの逸脱や文書化された要求仕様からみた障害等)を発見するレビュー方法の一つであり、最も公式なレビュー…
満を持して、今日はススメガイドの紹介、その2。第2編について。 www.kzsuzuki.com ソフトウェア品質を志す守り人なら誰もが一人こっそりtweetする、「上流工程での品質の作り込み」。 第2編は以下の構成で、上流工程での品質確保をどう行っていくのかを、熱…
何と・・・マニアックな。 「ソフトウェア品質標語大賞」という企画、やっとります。 これからのソフトウェア品質の「スタンダード」となる標語を大募集!! 大賞・入選の方には、プレゼントを用意しています! だそうです・・・。 この企画より、イメージ写…
第5回「SQiPワークショップ」が開催されます。 テーマは、「体験!インスペクション ~ やれば出来る!みんなで体験!初めてのインスペクション ~」。もっとも公式のレビュー様式とされるインスペクションを、グループディスカッションを中心に実体験してみ…
「脳のなかの幽霊 V.S. ラマチャンドラン」! 「ホームズ 対 ルパン」を思わせる煽りですが、亡霊と戦うインド人の冒険活劇ではございません。脳に関するお話の本である。 脳のなかの幽霊 (角川文庫) 作者: V・S・ラマチャンドラン,サンドラ・ブレイクスリ…
いよいよ28日、softbankからiPadが発売されるということで、早く読まないと・・・と思って手にした(@図書館)のが本書『紙の本が亡びるとき?』であった。 紙の本が亡びるとき? 作者: 前田塁 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2009/12/22 メディア: 単行本…
予告通り、『続 定量的品質予測のススメ ~定量的品質管理実践ガイド~』の紹介をします。あまりに長いので以下、「ススメガイド」と呼ぶことにしましょう。 続 定量的品質予測のススメ(SEC BOOKS) 作者: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)ソフトウェア・エ…
ソフトウェアの品質管理といえば、メトリクスの話は避けて通れません。で、この講座、「基礎から学ぶソフトウェアメトリクスセミナー」。5月と10月に、2日間のコースで開催されます。 ※最近、日科技連の回し者のようになっていますが、善意の第三者です。 ソ…
楽しかったゴールデンウィーク(黄金体験)も、残すところあと僅か。しかし明日はいきなり週末という、素敵な展開ですね。で、土日が終わると月曜日が来るわけですね・・・。 そんな折、何故かgoogleアラートに飛び込んできた、「第23回ソフトウェア生産にお…
livedoor blogのピックアップテーマとして「沢尻エリカさんの離婚騒動、どう思いますか?」とあったので、どちらにしようか迷ったのですが、ソフトウェア品質に関する話題を書くことにしました。 定量的品質予測のススメ―ITシステム開発における品質予測の実…
国産SF、3連発。どれも多世界解釈と人間原理の賜物でした。 SFをてっとりばやく面白げにするのに便利なネタだけど、こうも連射されると。。。でも、惹かれずにはいられない。 クォンタム・ファミリーズ 2035年から現代に、1通のメールが届く。 SF好きな人な…