ソフトウェアの品質を学びまくる

ソフトウェアの品質、ソフトウェアテストなどについて学んだことを記録するブログです。

サイエンス

【本】タイトルはともかく、内容は理系おとーさん向け科学本

想像してみてください。 何万年ものあいだ、太陽の周りの巨大な軌道をたどり続けてきた彗星の一部が、あるとき地球の引力に捕らわれて流星となり、大気圏を突き抜け、猛スピードで地表に激突する・・・。 さてこの時、その隕石はどんな様子でしょう。 素手で…

【本】サイエンスをポピュラーにする試み2発

いわゆるポピュラー・サイエンス系の本を2冊、ご紹介。 世界を読みとく数学入門 悪しき義務教育の弊害で、数学が大嫌いになった人たちを救いたい・・・。 そんな慈愛の心から生まれたであろう本書。 世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒…

【本】昔は誰も、「AHA体験」とか「脳にいい」とか言ってなかった。

「脳のなかの幽霊 V.S. ラマチャンドラン」! 「ホームズ 対 ルパン」を思わせる煽りですが、亡霊と戦うインド人の冒険活劇ではございません。脳に関するお話の本である。 脳のなかの幽霊 (角川文庫) 作者: V・S・ラマチャンドラン,サンドラ・ブレイクスリ…

【本】ライフハック・・・ですか・・・?いや・・・別に「暗算」でいいと思うんですよ・・・。

算数時代における子供らって、「早く答えを出したヤツがえらい」ってところがある。そのせいでわたくし、毎回通信簿に「答えは早いがケアレスミスが多い」と書かれたわけですが、そのちょっとした優越感が、「算数好き!」という気持ちにつながると思うのだ…

【本】数リミナル効果って・・・(痛)

『なぜ、社長のベンツは─』、『さおだけ屋は─』、『スタバではグランデを─』・・・。名だたる玉石混合・THE・タイトルで気を引いて買わせちゃおう!新書シリーズに、新たな1冊が加わった!(笑) アイドルのウエストはなぜ58センチなのか 数のサブリミナル効果…

【本】宗教と科学、なんて両立させる必要はねえ!

ニューヨークの名物宇宙物理学者、ニール・ドグラース・タイソンによる天文学エッセイ。「天文学的」数字連発で、一般にあまり理解されていない天文学を、身近な例を引きながら実感させてくれる。パルサーの密度が指貫1個分あたりゾウ5,000万頭とか。むしろ…

【本】宗教と科学をどう両立させるのか、アメリカ人よ

科学と宗教。 一見相容れない両者の調和を、「科学側」の代表者ともいえるフランシス・コリンズ(Francis Collins)氏が解き明かしていく。 ゲノムと聖書:科学者、〈神〉について考える 作者: フランシス・コリンズ,中村昇,中村佐知 出版社/メーカー: エヌテ…