ソフトウェアの品質を学びまくる2.0

ソフトウェアの品質、テストなどについて学んだことを記録するブログです。旧ブログからゆっくり移行中です。http://blog.livedoor.jp/prjmng/

メトリクス

進捗管理のメトリクスに関するメモ

作業の進捗における、計画値と実績値の乖離の表現について、考えたことの整理&実験です。 ここでは例として、テストケースの件数ベースの進捗管理を考えます。 遅延率と「相対的進捗率」 「どれだけ遅延しているか」を表現する場合によく使われるのは、「遅…

Ericssonの『ユニットテストカバレッジの神話』を読んでみる

今年の4月に『Mythical Unit Test Coverage』(ユニットテストカバレッジの神話)という論文が出ました。ソースコードの品質指標として言及されることの多いコードカバレッジについて、先行研究を整理したうえで、商用の大規模ソフトウェアにおける追加検証…

アジャイル開発におけるメトリクスには、どういうものがあるのか

アジャイル開発において、プロダクトや組織の現状を把握するのに役立つメトリクスを知りたいと思い、「agile kpi」などでググって上位のサイトを読むという丁寧なサーベイを敢行。20個くらい読んでいくとだいぶネタも尽きてきたので、整理してみました。参考…

テストの自動化にROIなんてないんじゃない?

JaSST2013 Tokyoや、テスト自動化カンファレンス2013で、テスト自動化研究会は「テスト自動化のROI」というのを一つのテーマとして発表しています。 何が全テスト自動化だ、何がリグレッションテストコストがゼロ円だ、何がプロジェクトを強くしてやるだ!夢…

「信頼度成長曲線」を信頼しない勉強会

SQuBOKユーザ会主催の「信頼度成長曲線 勉強会」に参加してきました。 『SQuBOK Guide』は2007年に刊行されて以来、認知度が高まってきていています。その一方で「どう使っていいかわからない」といったユーザの声があることから、様々な活動に着手している…

それでもやはり、品質を「予測」したい #swtestadvent2011

「Software Test & Quality Advent Calendar 2011」に、12/14(水)担当として参加させていただくことにしました。 atnd.org 前日は、goyoさんの「テスト自動化をサポートするDVCS」です。 d.hatena.ne.jp みなさんの素敵なエントリの間に、地味でレガシィな雑…

コードカバレッジについて、また考える - その2

その1の続きです。その2では、「LCSAJ」と「経路網羅」について書きます。 www.kzsuzuki.com コードの中で、ジャンプする LCSAJ LCSAJは「Linear Code Sequence And Jump」の略。読み方がわからない。 LCSAJのJはジャンプ。FORステートメントにおいて最後の…

コードカバレッジについて、また考える - その1

JSTQB Advancedの受験勉強中、出題範囲とはまったく関係ないコードカバレッジにはまって時間を浪費したので、整理することにしました。実業務で何の役に立つかという話もありますが、考え方として、勉強になると信じる。 まず最初に 対訳について ざっくり概…

設計工程の品質を見定めたくて仕方ない

社内の有志で、設計工程の品質評価技法についてディスカッションをしています。ソフトウェアの品質を評価するのさえ難しいのに、ドキュメントの品質となるとなおさら手がかりが少なく、いろいろ調べております。今回はそのメモです。 簡単に思いつくもの 設…

Coverageに関する言葉の整理

コードカバレッジ(code coverage)は、ホワイトボックステストの尺度の1つ。プログラムのソースコードが、どの程度の網羅率でテストされたかを示します。その「網羅」のレベルにもいろいろあって、かつ名前もややこしい・・・。ので、簡単に整理してみまし…

Rayleighモデルとは何か ─ その2

第1回の続き。 www.kzsuzuki.com Rayleighモデルを実際のソフトウェア開発プロジェクトに適用するうえで、わたしの実情では以下の3つの問題がある。 (1)「障害」の定義 テスト工程では「バグ」と言い換えてもいいだろう(「バグ(bug)」はSQuBOKでは定義され…

Rayleighモデルとは何か ─ その1

近年まれに見る羊頭狗肉さを誇るこのサイトだが、そろそろソフトウェア品質に関する記事も書かなくてはならない。ブックレビューの方が簡単に書けるもんだから、まったく趣旨と違う記事だらけになっている。今年こそっ・・・! 今日は、「Rayleighモデル」に…