ソフトウェアの品質を学びまくる

ソフトウェアの品質、ソフトウェアテストなどについて学んだことを記録するブログです。

2013年に読んで面白かった本 - その1

 2013年も暮れですね。今年はたくさん本を読みました。良質な出力をするためには、良質なインプットが必要ですからね!レンタル屋さんでマンガをたくさん借りました。

 ということで、今年読んでよかった本を紹介します!リンクから飛んで、Amazonで購入してください!レンタル?図書館?帰れ! なお、技術書は一冊も出てきません。

マンガ編

 マンガ編、といいますか、ほとんどマンガです。

君に届け

 まずはやはり、コレですね。いまさらといいますか。
 いつの間にかレンタルを全部読んでしまう → マンガ喫茶で最新刊を読む → 別冊マーガレットを読む というところまで来ています。9巻・10巻がマリンフォード頂上戦争的な一つのピークだったので、それ以降は何となく物足りないのですが、それでもやっぱり面白いし、爽子はかわいいし、ぼくは36歳のおっさんです。
君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))

君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))

 

あさきゆめみし

 『源氏物語』のマンガ版ということで有名なんですが、少女マンガ絵に抵抗があり、避けていました。しかし、2012年から少女絵への免疫を確実にたくわえ、平安ラブストーリーの世界へのダイブに成功。
 本作は割と原作に忠実ということなんですが、紫式部天才だわ!ってのを痛感するストーリー展開です。単に長く残ってるだけじゃなかった。本当に面白いんだ・・・。
 ちなみに、後半は女性たちの顔の区別がつきません
あさきゆめみし(1) (講談社漫画文庫)

あさきゆめみし(1) (講談社漫画文庫)

 

イティハーサ

 これも最近の作品じゃないですね。また、『あさきゆめみし』と同じように完全な少女絵なので最初は辛かった。でも両作品とも、作画がおそろしく緻密で美しく、プロ意識を感じます。
 『イティハーサ』は、日本に古来からいる「目に見えぬ神」、外の世界から来た善き神・悪しき神の戦いの物語。スケールが大きいのか小さいのかよくわからない展開なんだけど、途中から深い展開になってきて、それまでの伏線が回収されていく。あまりアクション向きの絵柄じゃないと思うんだけど、最後の戦いの展開は胸が高鳴りっぱなしでした。
イティハーサ (1) (ハヤカワ文庫 JA (639))

イティハーサ (1) (ハヤカワ文庫 JA (639))

 

 「神」という絶対的な存在と、それに翻弄される者たちという構図で、『百億の昼と千億の夜』に通じるものがありますね。こちらも傑作です。

百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)

百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)

 

海月と私

 中年が一人で切り盛りする田舎の旅館に、素性不明の美女が仲居として応募してくる話。
 天真爛漫妙齢女性っていう、作品でも自虐的に言及している檀れいっぽいキャラ設定なんだけど、あれほどはあざとくなく、さわやかさの残る作品。続きを読みたくなりますね。

となりの関くん

 一話読み切りのギャグマンガですが、笑いのクオリティ高いです。ぜひ買おうとまでは思わないけど、ダラダラしたいときに笑いながら読みたいですね。最新刊、早くレンタルしないかなー。

 僕だけがいない街

 わずかながら時を遡ることのできる能力『リバイバル』をもち、関わった交通事故などを人知れず防いでいた青年が、母親を殺されたのをキッカケに10年以上の時を遡り、当時の誘拐・殺人事件と、そこからつながる母親の死を回避しようとするサスペンス。
 と書くとかなり安っぽいんだけど、独特の絵とストーリー展開はぐいぐい引きこまれます。ジョジョ第2部終盤から第5部中盤まで、荒木飛呂彦先生のアシスタントだったとのこと。なるほど。
 長くなってきたので、いったんここで切ります。
 もちろん、その2もマンガです!その3はコチラ

kzsuzuki.hatenablog.com

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