ソフトウェアの品質を学びまくる

ソフトウェアの品質、ソフトウェアテストなどについて学んだことを記録するブログです。

テストエンジニアのジョークを調べてみた

 みなさん、こんにちは。
 この記事は、「ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2022」 9日目の記事です。

qiita.com

 ChatGPTに生成させたと思しきジョークが、テストエンジニアのブログで紹介されていました。
 以下は、その日本語訳です。

天国行きと地獄行きの分かれ道に立った、プログラマーとテストエンジニア。

テ「いちかばちかはごめんだ。両方をテストして、安全な方を行くよ」
プ「そんな時間はないよ! どちらかが天国と信じて選ぶしかない!」
テ「信頼せよ、されど確認せよ」

 まあ、そこまで面白くはないですね。
 ということで、テストエンジニアジョークをネットから探してみました。
 日本語訳は、ジョークの本質部分を変えないように、文章を変えているものがあります。

テストエンジニアのジョーク

勇気あるテストエンジニア

 ソフトウェア開発企業が、航空機用ソフトウェアを完成させた。
 そのソフトウェアを搭載した飛行機の最初のフライトが、社員に無償で提供されるという。

「希望者はいるか?」

 名乗り出る者はいない。

 しかしついに、一人の男が名乗り出た。
 勇気あるそのテストエンジニアはこう言った。

「わたしが乗りますよ。着陸できないってわかってるんで」

引用元: Software Testing Jokes

 わかっててリリースしていることの方がよっぽど勇者だぜ・・・。

サンドイッチ

 二人のテストエンジニアが、レストランで飲み物を注文した。
 そしてカバンからサンドイッチを出し、食べ始めた。

「お客様、ご自分で持ち込んだサンドイッチを食べるのはご遠慮ください」

 テストエンジニアは、サンドイッチを交換した。

引用元: Software Testing Jokes

 これ多分、オリジナルはテストエンジニアじゃないでしょうけど、仕様の穴を見つけにいくのがテスト屋さんっぽい。

バーにきたテストエンジニア

 ソフトウェアテストエンジニアが、バーにやってきた。
 バーに走り込んできた。
 バーに這いよってきた。
 バーにおどり込んできた。
 バーに飛び込んできた。
 バーに跳ね入ってきた。

 そして注文。

 ビールを1杯。
 ビールを2杯。
 ビールを0杯。
 ビールを99999999杯。
 ビールジョッキにトカゲ1匹。
 ビールを-1杯。
 ビールを"qwertyuiop"杯。

 テスト完了。

 そして、「本物の顧客」が、バーにやってきた。

「トイレはあるかな?」

 バーが炎に包まれた。

引用元: A software tester walks into a bar.

 Redditがオリジナルではないかもしれませんが・・・。
 「やってきた」後にあらゆる方法で入ってきて、激しい注文をしまくるテストエンジニア、でもその奮闘むなしく、本番環境で普通にありうるシナリオであっさり障害・・・というところですね。

 これはいわゆるbar jokeの一種で、bar jokeの説明が先に必要なんですよね。
 せっかくなのでこの後で、bar jokeも。

息子の名前

教師「もしもし、息子さんの学校の者です。コンピュータで問題が起こりまして・・・」
母親「まあ。息子が何か壊してしまいました?」
教師「はい、ある意味では・・・。息子さんの名前、本当に Robert'); DROP TABLE Students; -- なのですか?」
母親「ええ、うちでは小さなボビーテーブルって呼んでいますの」
教師「そうですか・・・ 今年の生徒の記録が消えてしまいました。満足ですか?」
母親 「そうね、データベースへの入力をサニタイズすることを知っていればよかったのだけど」

引用元:Top 10 Programmer Jokes, Explained for the Rest of Us

 プログラマージョークのサイトなのですが、こういうことやるのってやっぱりテストエンジニアかなって。

バージョーク

 順番が前後になりますが、bar jokeというのは、「〇〇がバーに入ってきた」という定型フォーマットから始まるジョークのことです。〇〇には、実にいろんなモノが入ります。
 コンテキストがわからないと理解できないモノものありますが、Reader's Digestにたくさんまとまっているものを、いくつか紹介します。

www.rd.com

数学者

 無限に多い数学者がバーにやってきた。

1人目「ビールを1杯」
2人目「ビールを1/2杯」
3人目「ビールを1/4杯」

 それ以上何か言わせる前に、店主はぴったりグラス2杯分のビールを出してこう言った。

「限度ってものを知るんだね」

 1 + 1/2 + 1/4 + ... の無限級数が2になるので、無限の数学者に対してはこれで十分。
 というのと、limitという単語が「人間の限界」と数学の意味の「極限」のダブルミーニングになっているものと思います。

中性子

 中性子がバーにやってきた。

中性子「ビールは1杯いくらだい?」
店主「あんたは無料だよ」

 日本語だと完全に意味不明ですが、店主の回答は英語で「No charge.」です。
 これも、chargeが「代金」という意味と、「電荷」という意味をもっている(そして中性子は電荷がゼロである)ことを生かしたジョークですね。

プログラマーのジョーク

 こっちはもう無数にあって一生時間が溶けるので、短文で終わる美しいものを、以下のサイトから3点。
 詳しい解説も以下のサイトにあるので、意味が分からない方はぜひ。

www.idtech.com

プログラマーはなぜ、ハロウィンとクリスマスをごっちゃにするのか。
Oct31とDec25が等しいからだ。

 進数表記。  

世の中には10種類の人間がいる。
二進法を理解している者と、そうでない者だ。

 進数表記。  

コンピュータを速くするのにベストな方法。 9.8m/s2で加速する。

 物理的。

まとめ

 切れ味するどいQAエンジニアジョーク、きみも考えてみないか!?

laughing man