IPA・情報処理推進機構には、いろんなものをススメられています。
定量的品質予測のススメ―ITシステム開発における品質予測の実践的アプローチ (SEC BOOKS)
- 作者: 情報処理推進機構ソフトウェアエンジニアリングセンター
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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ぼくが初めてススメられたのは、定量的品質予測。その名も『定量的品質予測のススメ』で、上山美之さんがブログでたくさん切り込んでいらっしゃいます。
最近、モデルベースドテストというキーワードをよく聞くので、「モデルベースドって言うけど、そもそもモデリングをちゃんと勉強してないや」と思い手にとったのが、IPAの『組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め(設計モデリング編)』。
「SEC BOOKS」という(らしい)このシリーズは、100ページ前後のコンパクトさで、値段もお手頃1,000円くらい。「入門の入門」にちょうどいいんですよね。同じ組込みシリーズの『組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め(テスト編~事例集~)』が、14日に公開されていました。PDFダウンロードもできるようで。
「SEC BOOKS」という(らしい)このシリーズは、100ページ前後のコンパクトさで、値段もお手頃1,000円くらい。「入門の入門」にちょうどいいんですよね。同じ組込みシリーズの『組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め(テスト編~事例集~)』が、14日に公開されていました。PDFダウンロードもできるようで。
組込みソフトウェア開発における品質向上の勧め 設計モデリング編 (SEC BOOKS)
- 作者: 情報処理推進機構ソフトウェアエンジニアリングセンター
- 出版社/メーカー: アイティメディア
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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さて、「設計モデリング編」は「組込みソフトウェア開発における・・・」とありますが、別に組込みは大して関係ありません。対象はUML2.0の13種類の図、状態遷移表、SDLの2種類の図、データフロー図の合計17個で、具体的な記法を説明するのではなく、概要・特徴・使い道などを見開きで紹介するに留めています。
また、モデリングした設計の検証技術として、プロトタイピング・モデル解析・形式検証・モデルシミュレーションなどが紹介されています。どれも、設計自体の妥当性を検証する方法ですね。
ただモデルシミュレーションについては、「パステストのカバレッジを高めるために状態図を網羅的にテストできるテストケースを自動生成し」とあり、これがモデルベースドテストの話かなと。ちょっとだけ結びつきました。が、どのモデリング技法がモデルベースドテストとの相性がいいか、などはわからず。
ただモデルシミュレーションについては、「パステストのカバレッジを高めるために状態図を網羅的にテストできるテストケースを自動生成し」とあり、これがモデルベースドテストの話かなと。ちょっとだけ結びつきました。が、どのモデリング技法がモデルベースドテストとの相性がいいか、などはわからず。
さすがにこれだけじゃ物足りないので、次は以前twitterで勧めていただいた『UMLモデリング入門』を読んでみようと思います。いろいろ入門する割には、門の内側で行方知れずになる入門者で申し訳ないが。