ソフトウェアの品質を学びまくる

ソフトウェアの品質、ソフトウェアテストなどについて学んだことを記録するブログです。

今度はCFD法に手を出してみる - その3

 「その2」からの続きです。

www.kzsuzuki.com Niftyの加瀬さんが開発中の、CFD描画用Webアプリケーション「DrawCFD」を試用してみました。詳しくは加瀬さんのブログに記事があります。

 こういうアプリって、「マニュアル読まんでも、とりあえず動かせば何となくわかる!」というのがとても大事だと思いますが、DrawCFDは(CEGTestも)それを実現してくれています。同値図をおいて、同値クラスを作って、結果をおいて流れ線を引く、というのが簡単にできますよ。
 ANDばっかりで全然面白くない例ですが、図書館の延長手続きに関する条件を、CFDにしてみました。

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 この流れ線がたまらないですね。デシジョンテーブルも、退屈な内容でスミマセンがさわやかに生成されています。

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 現バージョンはプロトタイプということで、たとえば同値図や同値クラスの名前を変更すると、同値図や結果の枠線が消滅して一瞬アセりますが、同値クラスや結果の有効/無効を切り替えることで復帰します(笑)。
 まだ開発途上とのことで、今後の展開に期待いたします。ツール以前に、ちゃんと技法を理解せいと怒られそうですが。
 全然関係ありませんが、原因結果グラフやCFDなどで、ブログにたくさんキャプチャを貼るようになってから、Window7の知られざる標準アプリケーション「Snipping Tool」を愛用しまくりです。もっとよいフリーソフトもありそうですが、十分便利ですよ。