ソフトウェアの品質を学びまくる

ソフトウェアの品質、ソフトウェアテストなどについて学んだことを記録するブログです。

Excelグラフ機能使用不可環境下におけるグラフ作成

 Microsoft Excelには、たくさんの機能がありますよね。関数や条件付き書式だけでもきわめて多彩な表現ができるので、いろんなことをExcelでやりたくなるのをこらえるのに必死です。
 今日は、これまでぼくが学んだなかで、「これはすごい、関数のこんな使い方、自分じゃ絶対に思いつかない!」という便利ワザを、シェアしたいと思います。
 それは、グラフ機能を使わずにグラフを書くというものです。
 具体的にはこういうグラフになります。

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 うーん、棒グラフ以外の何物でもない。
 棒部分は、「|」(バーティカルバー)をボールドにしたものです。値に応じて、REPT関数でバーをn回繰り返しています。たとえばセルB3には、
=REPT("|",B5)
が入っているので、バーを45回繰り返しているのですね。
 このハックさえあれば、たとえばお客様との発注条件に、「Excelのグラフ機能を一切しないこと」などの制約があった場合でも、慌てず対応できます。
 若者のExcel離れが叫ばれている現代ですが、このような有用なユースケースを提案していくことで、Excelの付加価値、ユーザエクスペリエンスの向上を云々