JaSST nanoで発表しました。
ソフトウェアテストを学んでいると必ず出会う「殺虫剤のパラドックス」、何がパラドックスなの?と思ってつぶやいていた時に、辰巳さんにコメントをいただいたのがキッカケです。
ISTQBの記述がBeizerの「殺虫剤のパラドックス」を正しく表現できていないので疑問が生じていると思います。
— Keizo Tatsumi (@KeizoTatsumi) 2022年7月17日
(Beizerではなく)そもそもの意味はhttps://t.co/3JUU1qqTMd
にあるとおり「害虫に農薬をかけるとかえって害虫の生息数を増やしてしまう」というものです。
そこでWikipediaを調べてみると、ぜーんぜん思いもしなかったような話だったのです。
害虫が殺虫剤への耐性を獲得するなんて話は出てこなくって、殺虫剤が害虫の捕食者まで殺してしまうので、結果として害虫は増えてしまう。これをパラドックス・逆説と呼んでいるのでした。それがシンプルな微分方程式で示されています。
見た目はいかついですが、何のことはない、やっていることはほぼ連立一次方程式です。
ともあれ、みなさんの今後の仕事の役には立たないと思います。まあ、こういうのもいいんじゃないかっていう提案です。
よければ、発表資料もご覧ください。
テクニカル性は超低いのでハードル下げの一助にはなったと思いますが、スライド作る工数は無駄にかかってます。。