ソフトウェアの品質を学びまくる

ソフトウェアの品質、ソフトウェアテストなどについて学んだことを記録するブログです。

有志と #ソフトウェアテスト読書マップ を作りました!

 2022年9月9日にこんなツイートをしたところ、

 「一緒にやってもいいよ~」っていう方々に声をかけていただき、1週間あまりでみるみるできあがっていきました!
 みなさんの機動力高すぎて、わたしの寄与は「声をかけて最初のフォーマットを作った」くらいになってしまいましたよ。

 ということで、以下に公開します!

docs.google.com

 「閲覧者(コメント可)」というアクセス権を設定していますので、ご覧になっていただいて、気になった点はコメントいただければと思います。

ソフトウェアテスト読書マップ

 順番が逆ですが、この読書マップについて説明します。

目的

 素晴らしいことに、ソフトウェアテストの書籍・資料はそれなりの数が出ています。一方で、「どの本にどんなトピックが、どのくらい書かれているか」は、読んでみないとわからないという難しさもあります。

 このマップは、ソフトウェアテストを学ぶ人が、「どの本に何が書いてあるか」をざっくりつかめるようにすることを目的としています。
 もちろんわたし自身も修験者の一人として、このマップから「次」を探したいと思っています。

使い方

  • まずは、横軸を見ていただくのがいいと思います。一言に「テスト」といっても、いろいろなトピックがあることが、あらためてわかります。
  • 色塗りされているセルの多さと色合いから、それぞれの本が「広く浅く」なのか「狭く深く」なのかがわかると思います。テストの概観を学ぶには前者から、特定のトピックを学ぶには後者から選ぶことができます。
  • 特定のトピックの理解を深めたい場合は、「色合いが似ていてレベルが違う本」を読んでいくとよさそうです。ただ後述の通り、現状レベル分けにサワヤカな定義がないため、もう少し改善したいと思います。
  • 協力いただいた方のTwitterアカウントは、列Eにあります。

注意点

このマップは、「永遠のベータ」ってやつです。

  • 横軸は、JSTQB FLシラバスを参考に項目を作った後に、レビューや自動テストなどを追加しています。軸として一貫していなかったり、MECEでなかったりする点はご容赦ください。
    「こういう項目もあった方がいい」「少しブレイクダウンした方がいい」といったご意見は歓迎です。
  • 「レベル」は、参加メンバーのそれぞれの主観もあり、あまり安定していません。もうちょっとブレの小さい定義をしたいところですが、今後の課題と考えています。
  • フィルタ機能を使いたくなるのですが、フィルタ適用するとタイトルカラムが縦長になってしまうので、とりあえず外しております。。

お願い

  • コメントを入れられる設定になっていますので、フィードバックいただけると幸いです。すぐに対応できるかは別として・・・。
  • 「ここにない本を読んだことがあるので追加したい!」という方は、メンションくださいませ。

今後の展望

 このマップは随時アップデートしつつ、マップをベースに、次は #ソフトウェアテスト読書チャート として、「どういう流れで本を読んでいくと学びやすいか」が作れるといいなあ。「マップ」より難易度高いと思いますが・・・。

 初期バージョンに協力してくださったみなさんには、本当に感謝です。
 #ソフトウェアテストの7原則 もそうですが、瞬発力で挑むこの手のマイクロプロジェクトはまたやりたいな。楽しい・・・。

www.kzsuzuki.com