ソフトウェアの品質を学びまくる

ソフトウェアの品質、ソフトウェアテストなどについて学んだことを記録するブログです。

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー8「プログラミングのコンセプト」

 カテゴリー8以降は、Segment3「Microscopic Process Skills」に入ります。より実装面に近い話です。

www.kzsuzuki.com

 カテゴリー1にあったように、比率的には、セグ1:セグ2:セグ3 = 1:6:3 くらいでしょうか。だいぶ後半に入ってきました。
 で、カテゴリー8「プログラミングの概念」。
 ここが何というかその・・・ 「いるか!?このカテゴリー・・・」という内容でして。
 プログラミング言語一般の概念について説明しています。いや、何も難しいことじゃないです。自動化に取り組む人で、これ知らない人いるのか!?という。
 8.2は、スクリプト言語とコンパイラ型言語について。
 8.3は、変数について。8.4はオブジェクt指向の考え方について。
 8.5は、分岐と繰り返しについて。
 8.6は、関数について。
 ふだんプログラミングをやっている人はまったく読む必要がないでしょう。
 ポイントがあるとしたら、8.1で説明される、スクリプトの開発の流れ。
 4つのステップからなっています。
  1. スクリプトで何をしたいかの特定
  2. したいことを要素に分解
  3. ざっくりシナリオの作成
  4. シナリオの詳細化
 ざっくりシナリオというのは、スクリプトの大まかな流れのことです。みんな大好きフローチャートや擬似コードで書きます。
 基本的にテストの自動化は、手動での手順をスクリプトに落としこんでいくこと。逆にいうと、落し込みやすいか否かは、手動テストの手順がしっかり書かれているかどうか、の1つの指標になる、とTABOKは言っています。
 カテゴリー8はこれで終わり。
 カテゴリー9は、少々手強い予感がある。