来たる3/8(火)・3/9(水)の2日間、日大の駿河台校舎にて、ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST) 2016 東京が催されます。
JaSSTには 「コミュニティブース」というものがあります。わたしの所属する「探索的テスト研究会」は、このブースで出展を行う予定です。
何を出展するのか
探索的テストという言葉を聞く機会が増えてきましたが、創始者が「スタイル」「アプローチ」と位置付けているだけあって、明確に「こうやるもの」と定義することが難しく、それゆえに他組織の人との議論が噛みあわないこともままあります。
探索的テスト研究会ではこれを1つの課題として、議論の土台としての「モデル」を考えてみようと決め、現在まで検討を進めてきました。
モデルといっても、大げさなものではありません。探索的テストを行ううえで関係する要素や行動にはこういうものがあって、概ねこのようにつながっているのではないか、という概観図です。
また、探索的テストを議論するにあたってよく現れる問いを「FAQ」としてまとめ、簡単な答えを提示しています。
モデルはベータ版であり、この出展を通して来場者のみなさんと交わした議論をフィードバックしていきたいと思います。またFAQについても、紙面の関係で情報をかなり落としていたり、盛り込めなかったFAQもあるため、こちらも同じように、みなさんからのご意見をいただきたいと考えています。
JaSSTに参加される方はぜひ、ひやかしに来てください。
僕は1日目の8日(火)に参加します。飲食物・現金などの差し入れも歓迎します。
ちなみに
当日は基調講演の他、テストプロセス改善や、テスト自動化周りのセッションを聴講する予定です。
テストの自動化に取り組み始めていくらか時間が経ちましたが、Webで華やかなイメージのある人たちとまったく違う、地味なところで悩んでいる気がする組み込み系がわたしです。自動テストの冗長性を排除しつつ、一方でテストケースとしての可読性も維持する最適のバランスとは・・・みたいなことで悩んでいます。JaSSTで、何かヒントを得られるだろうか・・・。
では、来週お会いしましょう!