更新がすっかり滞っていましたが、JSTQBのAdvanced Levelの試験も近付いてきたということで、2周目の勉強ログを残してみます。
「2周目」のエントリでは、2周目でやっと理解できたことなどを、あまり脈絡なく書いていくつもりです。万が一誰かの参考になれば幸い。
2周目の補足事項
フィーチャ相互作用テストとは?
JSTQBの用語集で「フィーチャ」を引いてみると、
要求仕様ドキュメントで、明示的、暗示的に規定したコンポーネントやシステムの特性となる機能群(たとえば、信頼性、有用性、設計上の制約など)
とあります。あまり具体的じゃない。ググってみると、とてもわかりやすい例がありました。
CFB and CW cannot be active at the same time. Feature interaction testing is the attempt to discover any and all harmful interactions that would occur if a newly proposed feature were added to an existing set of features.
ここでの例は、電話の機能としての「キャッチホン」と「転送」。
話中に新たな電話がかかってきた場合、キャッチホン機能では、会話の裏で着信が通知され続ける。転送機能では、話中と判断された時点で転送される。つまり、両立しないってことになります。
フィーチャ相互作用テストでは、ソフトウェアがもつ複数の特性や機能がぶつかったときに、正しく動作するかを確認するものなんですね。
このテストは、一度できあがったソフトウェアに機能を追加する際に、より重要になります。既存機能との競合を1つずつ確認していく必要がありますね。
参考にならない例題
1-2について問題例を考えてみました。
トライアル受けて1年くらい経つので、もうイメージしか覚えていないうえに、本当の試験とは違って、テキストに書いてあることの表現を変えただけの問題です。
(A)1, 2
(B)2, 4
(C)1, 2, 3
(D)2
(E)3, 4
- V字モデルにおいて、システムテストの計画は、システムテストの直前ではなく、実装が完了した直後から開始すべきである。
- システムテストを実行する環境は、できるだけ本番環境に近い構成であることが望ましい。
- システムテストは後半になると欠陥の摘出がなだらかになるのが一般的であり、マネジメント層に向けた進捗状況のレポートの頻度も下がっていく。
- システムテストの終了作業を完了することが、システムテスト終了基準が満たされる必要条件である。
答えは(D)・・・だと思います。