ソフトウェアの品質を学びまくる2.0

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テスト管理

#JaSST '18 TokyoのMicco氏のチュートリアルを復習し、少しデータで遊んでみる

GoogleのテストマネージャーであるJohn Micco氏の、Flakyなテストについてのチュートリアルの内容は、こちらに書き尽くされています。なので、あらためてその復習記事を書くことはないのだけれど、SQLの勉強も兼ねて、要点を絞って振り返っておきます。 niho…

1枚の2次元表で管理するテストケースについて

先日、Twitterで「テスト手順とは何?」というテーマで議論したり、テストの人たちとテストケースのあり方みたいな四方山話をしたこともあって、id:kokotatataさんの、「2次元の表によるテスト管理の限界」というエントリーを読んで脊髄反射してみます。き…

うわっ、私のJSTQBシラバス、古過ぎ・・・?

来年2月に開催される、JSTQB Advanced Level試験に向けて、学習に勤しむ方が多い今日この頃と存じます。 そんな中、実は本家ISTQBにおかれましては、Advancedのシラバスを改訂なさっています・・・! チラ見したので、チラ紹介してみます。 大きな変化は? A…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー7「品質属性の最適化」(2)

前回の続きです。 www.kzsuzuki.com 7.2 品質属性から見た自動化フレームワーク カテゴリー4で学んだフレームワークを、8つの品質属性の得手・不得手で整理しているのがこの章です。 www.kzsuzuki.com ・・・正直、あまり見やすい表じゃない。横軸を品質属性…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー6「自動テストのスクリプトのコンセプト」

スキルカテゴリー6は、「自動テストのスクリプトのコンセプト」(Automated Test Script Concepts)です。 www.kzsuzuki.com よくわからないカテゴリー名ですが、カテ5で学んだフレームワーク選択後の、以下の3つのアクティビティに関する内容になっています…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー5「自動テストのフレームワーク設計」(2)

カテゴリー5をさくっと読み終えましょう。 www.kzsuzuki.com 5.3 フレームワークのディレクトリ構造の決定 自動化フレームワークの一式を他のマシンに移動したりすることもあるので、各種スクリプトやライブラリを配置するディレクトリ構造を、事前にしっか…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー5「自動テストのフレームワーク設計」(1)

カテゴリー5は、自動化テストのフレームワークの設計です。 www.kzsuzuki.com 以下の5つの手順が紹介されています。(1)では、最初の2つを。 フレームワークタイプの選択 フレームワークの部品の特定 フレームワークのディレクトリ構造の決定 実装の標準ルー…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー4「テスト自動化フレームワーク」(3)

カテゴリー4終わらせるよー。 www.kzsuzuki.com 自動化レベル3は、最も成熟した自動化のフレームワークで、「キーワード駆動(Keyword-Driven)」と、「モデルベースド(Model-based)」の2つの要素からなります。 4.2.4.1 キーワード駆動 「キーワード駆動…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー4「テスト自動化フレームワーク」(2)

機能テストの自動化、レベル2のお話です。 www.kzsuzuki.com レベル1を読んで、「いやそんなはずないだろ」って思いますよね。 www.kzsuzuki.com 「テキストボックスに”25”を入れてクリック・・・」「テキストボックスに”35”を入れてクリック・・・」という…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー4「テスト自動化フレームワーク」(1)

カテゴリー4: テスト自動化のフレームワークは、自動化に要するコストの話、ユニットテストの自動化の話、機能テストの自動化の「レベル」についての話の3つに分けられます。カテゴリー1に次いで長い章なので、2回に分けて紹介します。 www.kzsuzuki.com 4.1…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー3「テスト自動化のツール」

スキルカテゴリー3は「自動化ツール」。ツールの分類です。 www.kzsuzuki.com ここで初めて、TABOKガイドの対象としている「自動化」の範囲がなんとなくわかります。 A key skill in test automation includes understanding, using, and supporting the tes…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー2「テスト自動化の種類とインターフェース」

TABOKガイド スキルカテゴリー2は、「テスト自動化の種類とインターフェース」です。 www.kzsuzuki.com テスト自動化と一口にいっても、実は多様。自動化エンジニアは、おのおの得意分野以外の分野についても広く、基本的なことを知っておく必要があります。…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー1「テスト自動化の役割」(3)

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー1「テスト自動化の役割」(3)W. Charles Slavin. Software Peer Reviews: An Executive Overview. Cincinnati SPIN. January 9, 2007. 第4回、ようやくsegment2(カテゴリ1)が終わりですね。 www.kzsuzuki.com自動…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー1「テスト自動化の役割」(2)

今回はTABOKガイド セグメント1・第2章、「ツールの獲得と統合」です。何だかJSTQB Advancedの勉強していた頃と同じ果てしなさを感じてきました。 www.kzsuzuki.com また、適当訳とはいえあまりたくさん書くと、知的財産権に抵触しかねないので、もう少しざ…

TABOK粗読による自動化の座学 - カテゴリー1「テスト自動化の役割」(1)

その2です。たぶん、最後まで永遠にたどり着きません。 www.kzsuzuki.com TABOKガイド Segment2以降は、12のスキルカテゴリーの詳説に入ります。その前に、こちらのフリップをご覧ください。 TABOKはPDFで243ページあるのですが、そのうち32ページ、実に16%…

TABOK粗読による自動化の座学 - まえがき

TAIのサイトからTABOKガイドを購入するプロセスを紹介するだけで、アメリカから海を渡ってきたCD-ROMを死蔵するのはもったいないので、のろのろ読んでいます。 www.kzsuzuki.com ぼくの英語読み速度は決して速くないのですが、TABOKの英語は読みやすいです。…

TABOK購入知識体系ガイド

もともと賑わっているソフトウェアテスト界隈ですが、しんすくさんによる「テスト自動化・TABOK研究会」の発足・キックオフを機に、さらに ざ わ ・ ・ ・ ざ わ ・ ・ ・ としている模様です。 テストの自動化に関する知識体系であるTABOKは、しんすくさん…

テストエンジニアの涅槃・ISTQB Expert Level。どこかにあるユートピア

『ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第3版』が、日経SYSTEMSで紹介されていますね。 ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第3版 作者: 大西建児,勝亦匡秀,佐々木方規,鈴木三紀夫,中野直樹,町田欣史,湯本剛,吉澤智美 出版社/メーカー: 翔泳…

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 7.1~7.6

第7章はインシデント管理。過去のエントリはコチラ。 www.kzsuzuki.com 2周目の補足事項 「再テスト」と「回帰テスト」の定義って何だろう?と、twitterにて@MAQ69さん、@mori_ryujiさんとやり取りしました。調べた結果わたしも考えをあらためまして、今の立…

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 6.1~6.5

第6章はレビュー。ページ数にして5ページですが、Foundationでの知識が前提なので、レビューの区分くらいは復習しておいた方がいいでしょう。自分に言ってます。過去のエントリはコチラです。 www.kzsuzuki.com 非模擬問題 Foundationの復習も兼ねて、3問ほ…

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 3.9~3.11

うーん、「3.9 リスクベーステスト」は長い。テストの話よりもリスクの話が多くてツライ。プロジェクトマネジメント上の基本知識でもあり、読んでいてあまり面白くは・・・ない。4章5章の勉強をしたいな。 過去のエントリはコチラです。 www.kzsuzuki.com 2…

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 3.7~3.8

え?試験3日前にまだ第3章って、わたしの進捗、悪すぎ・・・? 3.7と3.8の過去の記事はコチラです。そこには、PMBOK勉強中に学んだコストの考え方を、がんばって整理している自分がいた。「インソース」の意味には注意。 www.kzsuzuki.com 非模擬問題 3.7 テ…

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 3.1~3.3

さあ、JSTQB Advanced Level「テストマネジャー」では避けて通れない第3章「テストマネジメント」に入りましょう。標準学習時間は1,120分です!1日10分勉強するとして、112営業日。そして試験まであと5日! 3.1~3.3の過去のエントリはコチラにあります。 ww…

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 2.5~2.7

今日は、例題です。うーん、まだ2章か。先は長い。。。 1周目のエントリはコチラにあります。 www.kzsuzuki.com www.kzsuzuki.com 参考にならない例題 「2.4.2 テストケースの生成」から テストケースの生成について述べた以下の文章のうち、正しいものの組…

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 1.3~1.5

本記事は、例題から入りますね。 参考にならない例題 システムオブシステムズについて、シラバスの記述から問題を抽出してみました。 システムオブシステムズに関する以下の文章のうち、正しいものの組み合わせを選択肢(A)~(E)から選べ。 (A)1, 2 (B)1, 3, …

JSTQB-ALのお勉強(2周目) ─ 1.1~1.2

更新がすっかり滞っていましたが、JSTQBのAdvanced Levelの試験も近付いてきたということで、2周目の勉強ログを残してみます。 「2周目」のエントリでは、2周目でやっと理解できたことなどを、あまり脈絡なく書いていくつもりです。万が一誰かの参考になれば…

JSTQBテスト技術者認定の結果が発表されました!

JSTQBテスト技術者資格認定の、Foundation(第9回)とAdvanced-テストマネジャー(トライアル)の試験結果が、10月22日(金)に発表されました。わたしもAdvancedを受験しましたが、残念ながらカスリもせずに落第しました。 合格者数について ExcelのCOUNT関…

JSTQB Advancedの受験(序)を終えて・・・。

※本エントリは、公開当初の内容が不適切だったため、大きく修正しております。(2010/10/13) JSTQB Advanced(TM:テストマネジャー)のトライアル試験が終了しました。 twitterでも発言した通り、一体どんな問題が出るか予想もつきませんでしたが、実際受け…

JSTQB-ALシラバスのお勉強 ─ 8.3~8.9

ソフトウェア開発におけるプロセス管理のモデルといえば、CMM/I。「CMMI」(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合)という名前には、プロセスのPの字も出てきませんが、ソフトウェア開発プロセスがどれだけ「成熟」しているかを評価…

JSTQB-ALシラバスのお勉強 ─ 8.1~8.2

第8章は苦しい章。わたしの一番の苦手分野である、規格や標準の名前が目白押しです。 本来は、シラバスに書いてある概要だけでなく、それぞれの文献にあたって中身を知る必要があるのですが、標準学習時間が2時間ということで、うわっつらだけ撫でていきます…